平成20年度 鹿児島実業高等学校 学校評価表

基本方針 日進月歩の科学技術の発達、高度情報化社会へ対応するため、建学の精神を体得しつつ、知育・徳育・体育の均衡ある全人教育を通じて生徒の個性と能力を伸ばし、国家社会の平和と進歩に貢献し得る人材の育成に努める。
教育目標 創立以来伝承されている、校訓「不屈不撓」と教育方針「誠実一貫」、「静心無言」の学習を再認識しながら、教職員の高揚を図り、知育・徳育・体育の均衡ある全人教育に努めていく。92年の歴史と伝統を重んじ、少子化社会のなか100周年を視野にいれた教育活動を展開していく。教職員は研修会などに積極的に参加し、常に自己研鑽に心がけ、自らの教育活動が魅力ある学校づくりの基礎となるように励む。
重点努力目標 ・「静心無言」の学習の確立。
・学習態度,出席時数,基礎学力等に問題を抱える生徒の指導強化を行い、退学防止に努める。
・基本的な生活習慣を定着させ、節度ある生活態度の確立を目指す。
※評価方法(4段階評価)
 4.十分達成されている  3.達成されている  2.改善の余地有り  1.改善すべき
 
 
1.【学校経営】 全職員が共通の理念に立った学校経営の参画における教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合
評価
成果と課題
(1) 教育目標 学校教育目標の具現化 学校の実態に即した目標が設定され、教職員間の共通理解のもとに、教育目標の具現化を図る。 建学の精神、中長期的なビジョンを踏まえた目標となっている。 3.3 全職員に周知はなされているが、具体策への検討が必要。
前年度の教育課題や生徒の実態を踏まえた適切な重点目標を設定する。 生徒にも分かり易い表現でしっかりと示された。
目標達成の度合いを年度途中で評価・確認する機会を設け、その教育活動に生かす。(学習指導・学級経営報告書なども含む。) 前期を区切りとして学習指導・学級経営報告書に自己評価もしているが、全体集約に至っていない。
(2) 経営方針 経営方針の明確化とその実践 経営方針が学校内外に明確に示され、教職員間の相互理解と保護者・地域の指示に基づく教育活動を行う。 各教職員が経営方針を意識して教育活動を展開する。 3.0 全職員共通理解の教育活動を常に重視、実行している。
教育目標や経営方針等を生徒・保護者・地域等に説明したり、広報したりすることに努めている。 学校新聞・PTA新聞を発行。ホームページ等を使い、学校行事等案内。地域との交流、地域清掃実施。
(3) 学年経営 学年目標の具現化 学校目標に沿った学年目標による経営を行う。 学年目標の教員・生徒への浸透を図り、その目標達成のための教育活動を展開する。 3.1 学年部長を中心に、積極的な教育活動が行われた。
(4) 学級経営 学級目標の具現化 学校目標及び学年目標に沿った温かい学級づくりを行う。 学校目標や学年目標に沿って、学級の実態に応じた学級目標を設定し、学級経営を行う。 3.4 多様な生徒に対する指導は困難だが、担任を中心に努力している。
個別面談を半期に1回以上実施し、学級生徒の多面的理解を深める。 随時、生徒と面談を行っている。
 
2.【教育活動】 教育活動全般における計画的、組織的な教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 教育課程の編成 創意工夫を生かした適切な教育課程の実施 学習指導要領の趣旨が生かされた特色ある教育課程を編成する 多様な生徒の能力・興味・関心・進路に応じた学科・コース・系列を設定し、特色ある教育課程を編成する。 3.0 教育課程編成検討委員会を設置し、相当時間を費やし、改善策に努めている。
教育課程の実施に当たって、教育目標の達成状況を定期的に点検する。 定期的に実施。また、学年末に職員会議を実施している。
(2) 教科指導 わかる授業の展開と工夫・改善 創意工夫がなされた学習指導を行う。 各教科科目の年間指導計画(シラバス)を作成し、学習目的や学習方法を事前に生徒に説明する。 3.1 年度初めに指導計画を各教科で作成。もう少し詳細項目が必要である。
基礎学力・基礎技術の習得の徹底を図る。 基礎事項の修得は、教科の最大の目標として取り組んでいる。
生徒の自主的な学習意欲を喚起するため、導入・発展に工夫した授業を展開し、個別指導も取り入れる。 目標通り実施しているが、特に自主的な学習には苦慮している。
学級の状況など、生徒の実態に応じた指導方法や指導形態を試みるなど、授業の創意・工夫に努める。 各科の特色を生かしつつ、生徒の実態に応じた分かり易い授業を実践している。
教材の精選及び教具の活用 生徒の実態に応じて教材の精選や工夫、教具の活用を行う。 生徒の実態に応じて、教材を精選したり、教育機器等を用いたりして、指導を工夫する。 2.9 教科書係、各教科、部会に於いて検討努力している。
手作り教材を作成するなどして、学習意欲の喚起に努める。 教育機器を用いているが、手づくりの教材は満たされていない。
適切な学習評価 教職員の共通理解のもとに適切な評価を行う。 年度当初に担当教師間で評価基準を話し合い、共通理解のもとで評価を行う。 3.1 評価については、年度当初教務から全職員達示されるが、さらに検討する必要がある。
観点別評価を踏まえた評価問題の作成を心がけ、知識・理解に偏らないバランスのとれた評価を行う。 授業内容において、ポイントとなる項目をピックアップし、本来理解すべきことがどれだけ理解されているかに観点を置いて評価を行っている。
(3) 総合的な学習の時間 ねらいが明確で創意工夫を生かした活動 学習指導要領のねらいをふまえて、地域や学校の特色を生かした活動を行う。 学校の特性を生かした年間計画に基づき、生徒の問題意識・問題解決能力など「生きる力」の育成に取り組む。 2.9 「生きる力」に繋がっているか疑問であり、今後検討する必要がある。特に、進学系において検討が必要。
(4) 特別活動 ホームルーム活動の充実 学校・学年の教育目標に沿った年間計画により、活発な活動を行う。 年間計画に基づき、事前準備をよく行い、活発なホームルーム活動を実践する。 2.7 教科指導と同じく、互いの良い点を取り入る事ができるような機会を設ける必要がある。
学校行事の充実 生徒の実態に即した効果的な行事を行い活動内容を工夫する。 生徒の実態に即した見直しを行い、内容を工夫することにより、効果的な学校行事を実施する。 3.1 学校行事への参加意欲は高まったが、個々の実践が乏しいのが現状。
(5) 生徒指導 基本的な生活習慣の確立 生徒理解に基づき、全教職員であいさつ・マナー・礼儀等のきめ細かな生徒指導を行う。 服装、容儀などについて生徒心得を中心に、生徒・保護者に説明したうえで、教職員の共通した指導を行う。 3.4 本校の根幹をなしている部分で、良くできている。
(6) 進路指導 進路指導の充実 系統的・計画的な進路指導を行う。 普段の学校生活において、個別面談等を通して基本的な生活習慣の確立に努める。生徒が望ましい勤労観・職業間をもつことができるよう、各学年に応じた系統的指導に努める。 3.1 全般的には、ほぼ達成されてはいるが、個々の指導面に於いてさらに対策を講じる必要がある。
進路実現に向け、進路情報の提供、講演会の実施、個人面談等を行う。 進路指導部を中心に、計画的に実施されている。
(7) 教育相談 教育相談の充実 生徒の持つ悩みなどの解決を援助する。 カウンセリング・マインドを持って生徒に対応する。 3.0 カウンセリング部の補助のもと、協力的に行われている。
不登校・いじめなど生徒の動向を細かく観察して問題等を的確に把握し、適切に対応する。 個々の生徒の悩みや、問題点に適した指導法の確立が必要。
(8) 生徒会活動 生徒会活動の充実 自主的な生徒会活動を支援する。 生徒会行事に生徒が自主的に参加できるような工夫と呼びかけを行う。 3.1 以前より改善はなされてきているが、さらに工夫が必要である。
生徒の自発的・自主的な活動を活発に行う。 生徒の自発性・自主性が発揮され、活発な生徒会活動を展開する。 係だけ動くのではなく、全体が協力体制を持って動く必要がある。
(9) 健康・安全教育 健康や安全に対する態度の育成 健康・安全な生活を送るための指導を行う。 生徒の心身の健康について、学級担任・分掌等の連携を密にした指導を行う。 3.3 取り組みは行っているが、より良い連携の方法を検討していく。
安全確保について生徒や保護者への啓発を促し、組織的に対応できる危機管理体制を整える。 定期的に実施される。安全点検で生徒の意識高揚にも繋がっている。
ホームルーム指導を通して、交通安全教育や安全衛生教育を徹底する。 各担任が、共通理解・共通実践のもとに行っている。
(10) 部活動 部活動の活性化 部活動への参加を奨励し、活発な活動を行う。 部活動と学習との両立が図れるよう連絡・調整を行う。 3.2 文武両道は学校の目標であり、部活の指導者も良く理解している。
部活動によって、生徒が達成感を持ち、好ましい人間関係づくりや個性の伸長を図るよう支援する。 各部活動とも良くまとまっている。
(11) ボランティア活動 ボランティア活動の充実 ボランティア活動を通して、奉仕の心と郷土を愛する心の育成を行う。 ボランティア活動の意義を認め、生徒の参加に積極的に取り組み、活動の活性化を図る。 3.0 市のボランティア推進校に認定されており、積極的に取り組んでいる。
(12) 個別指導 個を生かす指導の充実 個に応じた指導の一環として、学習支援、各種資格取得を奨励する。 生徒の意欲的な生き方への支援を積極的に行い、個々の生徒に応じて、学習及び資格取得など適切な指導助言を行う。 3.3 資格取得については、今後さらに強化を図りたい。
 
 
3.【組織運営】 教育活動の円滑化、教師集団に関わる教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 校務分掌 適切な役割分担、組織的な活動と運営 各自の役割分担が明確であり、分担に応じて適切に校務を処理する。 分掌・学年・学科・教科の役割を明確にし、各会議を適切に行う。 3.1 役割分担が明確化され、会議や打合せなど、適切に行われている。
校務分掌の円滑な推進を図るため、各分掌間の相互連携を図る。 連携は図られている。さらに連携を図るため、年度末に職員会議実施。
分掌ごとの業務記録、資料保存に努める。 適切に行われた。
各分掌での話し合いの結果を教職員に周知し、共通理解を図って指導にあたる。 話し合われた結果については、共通理解・共通実践を行っている。
(2) 各種委員会 目的に応じた適切な委員会の設置とその運営 目的に沿って適切に委員会を設置し、運営する。 各委員会の設置目的を確認し、その実現に向けて効果的な話し合いを行う。 3.0 各委員会とも積極的に運営された。
各委員会での話し合いの結果を教職員に周知し、共通理解を持って、教育活動や学校経営等に生かす。 ほぼ達成はされているが、もう少し共通理解を図る必要がある。
(3) 校内校外研修 研修体制の確立と実践 計画的・組織的に行う。 校外から講師を招き、視野を広げる講演会や研修会を行う。 2.6 職員研修の場をもう少し増やす必要がある。
校外の研修会に参加した成果を、他の職員に伝達する機会を設ける。 各部署では行われているが、全体的な場を作る必要がある。
(4) 職員教育 教職員の資質向上への取り組み 教育関係の研修に積極的に参加し、視野を広げる。 教育センターや私学協会等で開催される研修会を積極的に活用し、教職員の資質向上を図る。 2.7 校務に支障がない範囲で実施しているが、もう少し機会を作る必要がある。
 
 
4.【教育環境】 学校の置かれている条件や環境に関わる教育的成果の評価
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 学校環境の整備 潤いのある生活環境の整備 校内美化に努める。 日常の清掃活動に全校生徒、全職員で積極的に取り組む。 3.6 全職員が積極的に努めている。
日常生活の中で環境美化に対する意識を高める指導を行う。 環境美化については、委員会を中心とした取り組みを考えていきたい。
(2) 施設・設備の管 理 活用と安全管理 施設・設備の有効的な活用が図られ安全点検等の管理を適切に行う。 施設・設備の安全点検や補修を行い、環境整備を図る。 3.6 施設の安全点検実施。常に担当職員で点検済み。
日常の教育活動や指導は、常に安全を優先して行う。 安全を優先して活動した。
(3) 情報インフラの設備・充 実 教育活動全般の情報化  パソコン等を使った校務処理を適切に行う。 パソコンによる校務処理を推進してデータの共有化を図り、効率的な事務業務を行う。 2.9 教務用のサーバーがあるが、効率化はまだ十分とは言えない。
パソコン上の生徒情報等管理体制を図る。
 
5.【開かれた学校づくり】 
評価項目 具体的
項 目
目 標 具 体 的 方 策 総合評価 成果と課題
(1) 保護者との連携 協力体制の確立 生徒に関する情報を相互に交換する。 個々の生徒について、学校・保護者が緊密に連携を保ち、相互に連絡を取り合う。 3.2 保護者との連携は、各担任・部活動とも良くとれている。
PTA活動の充実 支援と活性化を積極的に図る。 教職員も積極的にPTA活動に参加し、保護者と協力して活動の活性化に努める。 PTA清掃活動、PTA各部での協同作業も良好な関係を保っている。
(2) 地域や関係機関との連携 協力体制の確立 学校方針や具体的教育活動についての情報を提供する。 県内の各中学校との効果的な情報交換や連携に努める。 3.4 中学校訪問や中高連絡会等で、周知されている。
地域からの苦情等に対し、適切に対応できる体制を整備するとともに、改善を速やかに行う。 適切に迅速に対応している。
ホームページの更新を定期的に行い、学校情報を積極的に発信する。 広報部のもと、タイムリーな更新がなされている。